S2000乗りがドイツ製オープンカーに乗って思うこと

ドイツ車のオープンカーに乗ってみた

生粋のスポーツカーでありながらオープンドライブも楽しめるホンダS2000に乗っている私ですが
少し前に、ドイツ車のオープンカーに乗る機会がありましたので
S2000乗りが感じたドイツ車のオープンカーについてお話ししていきたいと思います。

乗る機会があったというと、自動車ジャーナリストの人かな?と思われるかもしれませんが
私はその辺にいるごく普通のサラリーマンです。

そんなごく普通のサラリーマンが外車のオープンカーに乗るタイミングといえば
そう!ハネムーン旅行!

ハネムーンは沖縄へ行ったのですがレンタカーとして思い切ってドイツ車のオープンカーをレンタルしてみました!

走ることに思いっきり楽しめるS2000に乗っている私が実際に乗ってみて思ったことについて
お話ししますので、国産スポーツカーからのドイツ車への乗り換えを検討されている方に
少しばかり参考になるかもしれません。

BMW 640i カブリオレの感想

BMW 640i(F12)とフェリスビラリゾート
BMW 640i(F12)とフェリスビラリゾート

まずハネムーン旅行の初めに乗ったのがBMWの640iカブリオレです。

セダン並みのサイズで2ドアながら後席にも余裕がある4人乗りオープンカーです。
BMWは頭文字がシリーズ名で後ろ二ケタが排気量を表しているのですが、640iの排気量は3リッターになります。

640i(F12モデル)は当時、BMWのオープンモデルの中ではフラッグシップモデルということもあり
内装も豪華でした。(2022年現在では、おそらく8シリーズがBMWオープンカーのフラッグシップモデルになると思います。)インパネ回りは他のシリーズとほとんど変わらないものの、シートは本革でかなり高級感を感じました。

そんな640iに乗ってみた感想は・・・

あれ?屋根が開くの遅くない??

BMW 640iでオープンドライブを楽しむサスケの飼い主夫婦
BMW 640iでオープンドライブを楽しむサスケの飼い主夫婦

はじめにレンタル屋さんから車の説明を受けるのですが、さっそくオープンにしてもらい感じたのが

屋根が開くのが遅い・・・

気のせいだったかな?と思い、よくよく調べてみると
S2000は幌オープンに要する時間が約6秒なのに対して、BMW 640iカブリオレは約20秒でした。

640iがオープンになるまでにs2000は余裕でオープンからクローズモードに突入できる時間ですね。

セダン級のボディーサイズを覆う幌のため幌の開閉には時間がかかってしまうのかもしれません。

オープンになる時間こそ長いのですが、S2000と違って良いところは、走行中でもオープンにできることです!
時速40km以下であればオープン可能なところはS2000にはできない魅力の一つですね。

大胆に風を巻き込んでくる!

スタイリッシュオープンカーなBMW 640i
スタイリッシュオープンカーなBMW 640i

オープンにしたときの風の巻き込み具合は、けっこう巻き込みます。
帽子を被ってドライブしていたのですが、風の巻き込みによって帽子が飛ばされるほどでした。

これは、大きなボディーサイズによるものだと私は思います。

リアガラスは幌とは別で開閉可能なのですが、前席からリアガラスまでが遠いためか
うまく風を流しきれていない印象でした。

たしか、オプションで後部座席にウィンドディフレクターを設置できたと思いますので、レンタカーにその設定はなかったのですが、それを設置すればかなり巻き込みは軽減できるのではないかと思います。
※注意!OPウィンドディフレクターを設置した場合、後部座席に人を乗せることはできません!

BMW 640iのドライブフィーリングは??

当時BMWのオープンカーではフラッグシップモデルの640i
当時BMWのオープンカーではフラッグシップモデルの640i

BMW 640iを運転してみての感想は、運転する楽しさはあるもののやはりラグジュアリー重視な乗り味!です。

640iは当時のBMWオープンカーの中ではフラッグシップモデルということもあって、乗り味はやや大人しめだなと感じました。ドライブモードの変更が可能で、最初はスポーツ+で乗っていましたがボディーサイズや乗り慣れていないことが影響してか、どうも疲れる。。。

スポーツモードでドライブするのがちょうど良いと感じれる車でした。

真にドライブを楽しみたいのであれば、やっぱりM6に乗る必要があるのかなと思います。



メルセデス・ベンツ SL350の感想

メルセデス・ベンツ SL350と朝焼け
メルセデス・ベンツ SL350と朝焼け

BMW 640iの次にレンタルしたのは、メルセデス・ベンツのSL350です!
ベンツもBMWと同じく、最初のほうにクラス名があり、後ろの数字が排気量を表しています。
BMWの640iが排気量3リッターであったのに対して、ベンツのSL350は3.5リッターでした。

ベンツのSLクラスは、ほんとうに私が乗りたかった1台です。
優雅なボディー形状と、クローズでも、オープンでも美しいフォルムを維持できるこの車はサスケの飼い主にとっていつかは所有したい1台です。

そんな、ベンツのSLクラスに乗った感想は・・・

思っていた通りの美しいフォルム

クローズでも美しいSL350
クローズでも美しいSL350

まず、レンタル屋さんでSL350を初めて見たときに思ったのが、

ネットの画像で見た通り、かっこいいし美しい!

走り云々は抜きにして、このフォルムが超絶私好みだったのですが、ほんとネットで見た通りの美しさでした。

オープンにしてもカッコイイし、屋根を閉めていてもかっこいいと思える車は、SL350以外に今のところ無いと思えるほど、私には直球ドストライクなフォルムです。

SL350のフォルムが好き!っていう方は、是非実車を見てください。
購入意欲が倍増すること間違いなしです(笑)

さすがベンツ!内装も豪華!

内装も豪華なSL350
内装も豪華なSL350

外観に惚れ惚れしていて、内装の写真を撮り忘れていたので写真はないのですが
(気になるかたは、検索してみてください)

かなーり豪華です(笑)

インパネ類もオシャレだし、シートも専用設計でかなり豪華!

さすが、ベンツ!といったところでしょうか。
外観好みで検討中の方でも、内装見ればイチコロ間違いなしだと思います!!

見た目は良し!でも、ハンドリングが・・・

外観も内装も全て私を満足させてくれたSL350でしたが、唯一の欠点がハンドリングでした。

良く言えばクイックな反応ですが、ベンツという高級でラグジュアリーなイメージから背反するようなハンドリングだったのです。

少しの操作舵角で、クイッっと車が反応するのが、どうも私のイメージと違っていました。

正直、慣れの問題もあると思いますが嫁も同じようにハンドリングについては気になっていました。

個人的には、ラグジュアリーな見た目であることから、もう少しゆったりとしたハンドリング性能で良かったのではないかと思います。

外観や内装が好みで、SL350を購入検討中の方は一度試乗することをお勧めします。

私が思うドイツ車のオープンカーとは

以上、BMWとメルセデス・ベンツのオープンカーに乗って思うことでした!

高級車のイメージが強いドイツ車ですが、やっぱりそこはドイツ車
高級感を重視した作りにどれもなっているなーっとつくづく感じることができました。

やっぱりドイツ車は、高級で走ることには重きを置いていないんだなーっと思われるかもしれません。

しかし、ドイツはアウトバーンという(日本で言うところの高速道路)速度制限なしの超危険な道路があることから走行性能や安全機能は日本車以上の能力を持っていると感じています。

走りの部分に関して、あまり良いイメージの無かったサスケの飼い主ですが、走りを妥協していないドイツ車もあります!

そこで、私、サスケの飼い主が選ぶドイツ車のオープンカーについて以下で紹介していきたいと思います。

S2000乗りが選ぶドイツ車のオープンカーはこれ

・ポルシェ 718ボクスター

まずは、ポルシェの718ボクスターです。

ボディ形状も甘美でありながら、水平対向2リッターエンジンであり馬力は300psという
スペックだけで見ると見て良し、乗って良しな一台だと私は思います。

ボクスターエンジン搭載で、走りもさることながら
ミッドシップレイアウトといったエンジンが座席後方にあるレイアウトから
なんと、S2000と同じくゴルフバッグが積載できるトランクルームを兼ね備えた1台なんです!

今でも、SL350は捨てがたいですが、718ボクスターのスペックを見る限り、私のなかでS2000の次期愛車候補は718ボクスターかなと思っています。

以上、S2000乗りのサスケの飼い主が紹介する、ドイツ車オープンカーに乗ってみて思うことでした!

この記事で紹介しているのは、あくまでS2000に乗っている者の観点からのレビューですので、ほかの国産スポーツカーであったり外車スポーツカー乗りであればまた違った意見がでるのかも知れません。

それでも、この記事がドイツ車オープンカー選びの参考になればうれしいです!